RYLAチャレンジセミナー『語り合おう!未来の夢』実施報告
2015年02月26日
RI第2720地区 2014~2015年度
職業奉仕・RYLA委員会
委員長 前田 眞実(大分キャピタル)
報告者 副委員長 小野健介(臼杵中央)
RYLAチャレンジセミナー『語り合おう!未来の夢』実施報告
主催 | RI第2720地区 職業奉仕・RYLA委員会 |
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日時 | 2015年2月22日(日) 10時~15時 |
会場 | ホルトホール大分 3F大会議室 |
去る2月22日に当地区としては本当に久し振りのRYLA(ロータリー青少年指導者養成プログラム)を実施した。
登録者人数は最終的に140名弱(内訳は、参加者110数名、ロータリアン20数名)となり目標とした300名にはほど遠いが、セミナーとしての体裁は何とか形づくる事が出来た。
今回のRYLAはこれまで当地区での形式(従来は一泊二日の泊まり込みの合宿研修型がほとんどだった。)と異なり一日完結型のセミナーであり、午前中が基調講演、午後が参加者によるワークショップの二部形式とした。
10時に小山康直ガバナーによる開会点鐘でスタート。セレモニーの後の基調講演は講師として大分工業高等専門学校(大分高専)都市・環境工学科教授の一宮一夫氏をお招きして、「逆風は前進する力に変わる」(発想の転換で困難を乗り切る知恵)をテーマに約90分のお話をして戴いた。一宮教授は現在同校の都市・環境工学科長であり、地域連携交流副センター長も兼任されており、酸に強く劣化しない次世代のコンクリート『ジオポリマー(低炭素型コンクリート)』の研究開発がTBSテレビ『夢の扉+(プラス)』に取り上げられて注目を浴びている人物である。まさしく夢の素材と目されるジオポリマーであるが、本格実用化に向けてクリアーしなければならない様々な課題が介在している事や、数年前に研究のために留学したドイツ・シュツットガルト市での生活の様子、過去の大震災で大量に発生したがれきの処分(放射性廃棄物の処分も含め)等、専門的な内容をソフトでわかり易い語り口でひもといて戴いた。
終了後、昼食をとり、10グループに分かれてワークショップ会場で、各グループの参加者に当日予告なしで①リーダー ②書記 ③発表者をお願いし、2つのテーマ(①あなたが1億円をもらって企業を起こすとしたらどんな会社をつくりますか? ②あなたの夢について)について約1時間、語り合ってもらった。その後、本会議室に戻って各グループの発表者より一人2分の待ち時間で発表してもらった。10グループともそれぞれ個性的な発表内容となり、大変興味深く拝聴することが出来た。経験不足ゆえの未熟さは当然あるが、率直さ、真面目さ、そして何よりも「若さ」というかけがえのない宝をもっている参加者の姿勢に私たちロータリアンも学ぶ事が多かった。
セミナー終了後に今回の感想を聞くと、より多くの若人は「他人の前で夢を語ることはあまりないので、とても新鮮であった」等、おおむね好評でした。若い人たちに夢を与え、地域社会に貢献するロータリアンでありたいと改めて思いました。最後に今回、ご支援ご協力を戴き、ご参加戴いた皆さまに心より感謝申し上げ、はなはだ簡単ではございますがご報告と致します。
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