ネパール地震義捐金についてご報告
2015年10月01日
直前地区幹事 長縄 弘貴(大分臨海RC)
2015年4月25日午前11時56分、ネパールの首都カトマンズをマグニチュード7.8の地震が直撃。大型地震とその後も断続的に続く余震は、9,000人近くの犠牲者を出し、広範囲にわたって建物が倒半壊するなど、ネパールに多大な被害をもたらしています。約76万棟の家屋の倒壊と289万人が避難を余儀なくされ、特に水や食料の不足、停電、通信網の遮断などが深刻な状況です。人口のおよそ半分が18歳未満の子供のネパールでは、深刻な被害と子供たちへの影響が心配されています。
(ユニセフHPより)
国際ロータリー第2720地区の皆様からお預かりしたネパール地震義捐金について、ご報告致します。各クラブから義捐金につきましては(別紙1)にてご確認ください。
ここでは、ネパール義捐金についてのご報告を遅くなりましたことについて、説明させていただきます。
義捐金の送金は当初、2014-2015年度RI会長 ゲイリーC.K.ホァン氏のネパール地震への義捐金依頼文(別紙2)に基づき、災害救援団体「シェルターボックス」へ送金することとし、ロータリー本部に確認したところ、「シェルターボックス」はイギリスに本拠地がある団体であることがわかり、海外への送金となることがわかりました。
27年7月7日 大分銀行から海外送金をしてから「シェルターボックス」へ送金の連絡をしたところ、「シェルターボックス」は世界中で起こる災害に備えての物資を準備しておくことが基本活動であり、当地区からの支援金100%がネパール地震に使用されるという保証がないということが判明しました。
当地区といたしましては、皆様へネパール地震義捐金としてお願いしお預かりした義捐金でしたので、それは趣旨が違ってしまうことになることから、シェルターボックスにその旨お話して、全額を返金していただくことを了承していただきました。
返金にあたり、当初大分銀行からの提案により、送金取消依頼をすることで、簡単に返金されるということで、送金取消依頼を致しました。ところが、銀行間の連絡調整がうまく機能せず送金取消が出来ず、シェルターボックスに直接返金の為の送金を依頼することになりました。シェルターボックスと当地区での連絡は問題なかったのですが、相手側銀行からの連絡が間違っていたことなどから、返金までに1ヶ月半以上がかかることとなりました。
27年8月31日 ようやく大分銀行へ返金が完了致しました。
一番確実にネパール地震義捐金として使ってもらえるところは、ネパール大使館にお願いするのが一番良い方法であると考えましたので、27年9月1日 返金された全額をネパール大使館へ送金致しました。
海外送金にあたり、銀行への手数料と為替相場により、為替差損が発生することとなりましたことをご報告申し上げます。金額は、(別紙1)にてご確認ください。
当地区の皆様には、送金に上記のような経緯がございましたこと、ご報告が遅くなりましたことをご理解賜りますようお願いいたします。
ネパール大使館感謝状
ネパール大使館受領書
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